横浜のレンガ倉庫で行われた工芸展に出店されていた、バードカービングの作品がすばらしかったので、出店していた方にお聞きしたところ、教室を開いていると言う事でしたので、通い始めました、。
キセキレイ
(趣味のバードカービングの作品キセキレイ)から始めましたが、四角い木からの切り出しから始めて、色付けまで半年かかりました。
バードカービング作りのご指導をいただいている、村上先生は、大型の鷹などは彫らずに小鳥の作品を手がけられていて、
「手の中から小鳥が生まれる」と言う表現をされます。
一つの作品に半年以上、愛情をかけて作っていると、本当に手の中で生命ができてくるような気がしてきます。
新しい趣味を始めると、心に残る良い言葉に出会えるのが楽しみです。
生徒さんは皆さん作品は作っても、売ったり、あげたりしないようです。手塩にかけて育てた子供のようで、娘を嫁に出したくない親の心境と同じようです。
実生活では仕事が忙しいのを理由に、子育てにあまり協力して来なかったのに後悔していますが、こればかりは何とも取り返しがつきません。
2作目の、すずめ
(趣味のバードカービングの作品すずめ)の制作にも半年以上かかりました。まっすぐ向いたスズメと、初めての少し横を向いた(横を向いたのは、木の目の方向と異なる方向に彫るので、少し難しくなります)スズメで、ようやく3羽目となりました。横を向いたのが雄で、雌にちょいとちょっかいを出しているというつもりです。
3作目の、四十雀の制作にも半年以上かかりました。まっすぐ向いた四十雀と、少し横を向いた四十雀を作成したのですが、横を向いたのがくちばしを掘りすぎて、小さくなってしまいました。
色々と整形にトライしましたがうまく行かず、子供と言うことにしました。
スズメのブローチを展示会での販売用に作成したのですが、ついでに自分のテニスキャップに付けるように、
自分のバボラのラケットと同じカラーのラケットに止まったスズメのブローチを作りました。
4作目の、ツガイのキビタキは先生の作品がオスしかなかったので、メスはネットで色々と写真を探して、それらしい色付けをしたつもりですが、本物に近いかどうかは分かりません。
展示会出展の際には、季節に応じてレイアウトを工夫して出展しています。
経費節約のために拾ってきた木や100円ショップを利用しています。
最近は教室の先輩のオススメの電動彫刻刀をネットで購入しましたので、最初の粗彫りが大分楽になりました。
なかなか良い作品が出来たので、ネットでアクリルケースを取り寄せて飾りました。
アクリルケースは「はざい屋」さんで売っています。サイズや台座の有り無しなどを指定して購入できるので便利です。