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Diary of the Fiddler in HSGS

今月も割と時間がとれて練習はできたのだが、下旬になって右手がまるでダメだということに気づいた。D線が切れてしまいました。

2004年10月の日記

10.31 Sun 曇り時々小雨
右手に気をつけて鏡の前で練習。ここのところ宿題の不合格が続いているので完璧に暗譜しているし、左手も問題ないので、右手に集中できる。しかし、ほんのちょっと油断すると弓は蛇のように蛇行してしまう。むずかしい。ところで今週の火曜日は待ちに待ったラカトシュ先生にお目にかかれる(コンサートに行く)。異常に楽しみである。

10.30 Sat 雨
昨日のレッスンで右手をよく練習したせいもあって、今日も右手に気をつけて練習。これまで2年間音程がひどく気になって気持ちの99%以上が左手に向いていたけど、昨日のレッスンで「バイオリンは右手で弾きますからねえ」という先生の至言を聞いて、「うむ、確かに音を出しているのは右手だ」をようやく気がついた。右手で音を出しているという何とも当たり前のことがわかるのに2年かかった。

10.29 Fri 晴だけど今日も寒い
今日はボーイングの特訓。弓の持ち方から始まって、肘を上げすぎないように下げすぎないように、弦の同じ場所を擦るように、手首を曲げすぎないように、自然に弓を動かせるように練習。本当の基礎の基礎だ、初めてのレッスンみたい。だけどこういう基本に立ち返るのは実は好きだ。適当に流すのじゃなくて基礎を固めて進みたいと思っているので。ところで宿題はほぼ全滅の不合格。あんまり気にしていない。まだ改善する余地があるのはわかっている。

10.28 Thu 晴だけど寒い
一昨日は飲み会。NYに赴任する友人の送別会。静岡から新幹線に乗って日帰りで参加してくれた人もいた。バイオリンは弾けなかったけどとても楽しかった。昨日は小1時間練習したけど日記はさぼり。そして今日も1時間近く練習。けどちょっと進歩が止まっている感じ。明日のレッスンはどうなるか?(でも調子が悪いときの方が褒められるような気がするしな〜、それとも褒めて伸ばすっていうやつなのかな〜)

10.25 Mon 晴
まずは先週の金曜日のレッスンについて。だめだった。宿題もともかく右手首が硬すぎるということでボーイングから練習。土曜日はイベントに参加、イベントはそれなりに楽しかったが深酒して練習は無し。そして日曜日は天気がよかったので近くの公園に遊びに行き、夜練習。右手を研究するために鏡を見て練習。今日、月曜日も鏡を見て練習。どうかなあ。

10.21 Thu 雨のち晴
発言の修正を求めます!!!昨日の日記で「うまくなっているような気がする」などと調子に乗った発言を致しましたがそれを修正させていただきます。「あんまりうまくなってませんでした!」。図に乗って、本日自分の練習姿をビデオに撮影してみましたところ、うまくないことがよくわかりました。それから右手の手首ががちがちに硬くなっていることもよくわかりました。これから一層の精進を重ねる所存であります。

10.20 Wed 大雨
外は台風の大雨。本当に今年は台風が多い。日中、働き蜂のようにくるくる働いて頑張って早く帰ってきて、30分だけ時間を確保して気合の集中練習。うまくなっている気がする(気のせいじゃありませんように)。今度のレッスンでどういう評価が下されるか楽しみである。

10.19 Tue 雨
またもや強い台風が近づいている。数日雨が続くようだ。さて、今週は仕事が忙しいのだが、バイオリンの調子が良いのでなるべく毎日練習をしたい、ということで超効率的超集中的に仕事を片付けて7時半に帰宅。着替えもしないですぐにバイオリン練習開始。時間が限られているのでこちらも30分間超集中して練習。その後風呂に入って、夕ご飯を食べて、この日記をつけているという次第。仕事から帰ってからもなかなか忙しい。昨日(もしかして)つかんだかもしれない4の指の位置だが、今日もどうやらつかみ続けているみたい。ふふふ。

10.18 Mon 晴
33番ガボット。E線からA線にかけてソ・ファ・ミ・レと下りてくるフレーズが何度か出てくる。ソ・ファをE線で弾いて、ミ・レをA線で弾くのだが、ミの音の音程がふらふらすることが多い。今日、4の指をほんの少しテールの方に向けて弦を押さえてみると!!!ぴたりとミの音が決まった(かも)。何度か弾いてみたが、確実にミの位置を押さえられる(ようだ)。4の指は苦手だったのだが、今日、もしかして遂につかんだかもしれないと思っている。

10.17 Sun 晴
晴れ。さっきテレビのニュースで晴れた日曜日は4週間ぶりだと言っていた。昨日の友人との合同練習に触発されて、今日は午前中に1時間強、午後に1時間強、夜に30分弱、合計2時間半練習した。充実した気持ちだ。朝のうちは33番のガボットに全く歯が立たなかったが、夜には多少ましになってきたよ。

10.16 Sat 晴
友人の家にバイオリンを持って遊びに行く。彼も大人になってからバイオリンを始めた、とはいってももう始めてから10年近くになる大先輩だけど。バイオリンの先生探しや楽器を選ぶときにはいろいろアドバイスしてもらった。どうもありがとう。私はまだ全然応用が利かないから、私がいつも練習している篠崎2を持っていって、彼には初見でセカンドバイオリンを弾いてもらった。2人で弾くと1人で弾くのの3倍楽しいね。今日はとても楽しかった。本当にありがとう。

10.15 Fri 晴
レッスン。今週の練習不足がたたりほとんど全て不合格。仕方ないや。来週は仕事が忙しくなるから週末頑張って弾きダメしておこうっと。

10.14 Thu 晴
Danut Maneaのバイオリンコンサートに行った。やっぱプロは上手いなあ。アンコールでCsardasが聴けたのがとても嬉しかった。

10.13 Wed 雨のち晴
Infeld Blueにチャレンジ。明日はコンサートに行くので練習できないから今日がレッスン前の最後の練習。うむう、いまいち。弦の交換に気を取られてしまって週末に練習不足気味だったのが響いている。

10.12 Tue 曇り時々雨
家に帰ったら弦が到着していた。今回の弦はInfeld Blue。これまでRedを使っていてなかなか良かったので(良かった、っていっても弦を替えるのは今回が2回目のど初心者ですが)、今度はBlueを試してみることにした。BlueはRedに比べて軽い感じとネットに書いてあったのだが、さて、どうだろうか。いそいそと弦を張り替えて弾いていると、・・・確かに軽い。軽すぎるくらいかも。Redは明るくよく響きながらも重みのある音が出ていたが、Blueはひたすらに軽い。軽いだけにごまかしが効かなくてRedよりも丁寧に弾かないといけないようだ。Blue手強いぞ。

10.11 Mon 曇り
近所の地区センターで卓球などをして遊んでしまった。ネットで頼んだ弦が届いているかと思ったらまだ届いていない。がくっ!とショックを受けたり、他にもいろいろあったりして、せっかくの休みだというのにほとんど練習できていない。残念。

10.10 San 曇り〜小雨
とある行事をどうにか終了。夕方からバイオリンを練習。でもまだD線がまだ応急措置のままなのでどうも調子が出ない。早く届かないかな。ところで大人になってからバイオリンを始めた人のサイトを見ると皆さん非常に進みが速いように感じる、というかもしかして私の歩みがめちゃくちゃに遅いのか?習い始めて2年1ヶ月が経過したが、まだポジション移動は出てこないし、ビブラートも出てこない。第一ポジションで指の練習とものすごおく簡単な曲をちんたらちんたらやっている状態だ。ところが、私より後から始められたのにビブラートが上手くかからないとかポジション移動が難しいとかお書きになられている方が少なくない。大人になって始めて、かつ仕事を持っている(=練習時間が限られている)人の場合、いったいどのくらいのスピードで進むのが平均的なんだろうか?別に競争するわけじゃないが少し関心があるところではある。

10.9 Sat 台風
台風が近づいているというのに何と今日は仕事。交通マヒの心配ありということで定時よりも早く職場を出ることはできたので少し得した気分ではある。帰ってから1時間練習したが応急措置のD線のせいでちょっと調子がでない。昨日ネットで注文したから2〜3日だろう。それまでの我慢である。

10.8 Fri 雨
風邪は少し良くなった。レッスンに行く前にケースを開けたら!D線が切れていた!弦が切れるなんて始めて!仕方がないので前に使っていた弦を取り出して応急措置で付け替えたが、すごく弱々しくて小さな音しか出ない。すぐに新しい弦を買おうと思っている。さて、観測史上最強の台風が近づいて来ていて、だんだんと強まる雨の中を自分は濡れてもバイオリンだけは濡らさないようにしっかり抱えてレッスンに向かった。そうねー、調子はあんまり良くなかったけど割りと真面目に練習したせいか一応全部合格。練習曲が一発で合格したのは久しぶりのことだ。

10.7 Thu 晴
今日は元々会社を休む予定だったのだが、風邪が悪化してしまい病欠のようになってしまった。午前中はまだ元気だったので1時間練習したが、午後になると喉と頭が痛くなってきて寝込んでしまった。

10.6 Wed 晴
雨がやんで爽やかな日になった。けれども喉の痛みが悪化して体調は不良。1時間練習したがバイオリンも調子が悪い。今日は早く寝ることにする。

10.5 Tue 雨
雨が続く。夜が急に寒くなり布団をかけて眠るようになった。それでも身体が冷えてしまったのか喉が痛くなってしまった。家人も風邪をひいてしまい、なんとなくバイオリン練習も遠慮しちゃって30分だけ。

10.4 Mon 雨
今日は少し調子が良くないみたい。音程が悪い。

10.3 Sun 雨
今日は楽しみにしていたイベントが雨で流れてしまった。残念。代わりに外出して、バイオリンは帰宅後1時間、音程に注意しながら宿題を練習。

10.2 Sat 晴れ
今日はお休み。昼間に1時間練習。上手くなったでしょう、と家人に問うものの、全然わからないという回答。世界で一番厳しい批評家である。

10.1 Fri 晴れ
レッスン。実は割りと自信をもって臨んだレッスン。例のラドシドは継続になったのだが、他は全て合格。29番ノルウェー舞曲は、「良くできました。何も言うことはありません。」と褒められてしまいました。こんなにきちんと褒められたのは初めてのことだ。やった!
これは数日前から聴き始めたヨーヨーマ先生のおかげ+読書の成果じゃないかと思っている。
私は子どものころピアノをやっていた。だから(バイオリンを含めて他の楽器でははずれることが多いのだが)ピアノの音だったら聴いた瞬間に何の音か当てることができる。というか音楽、特にピアノの曲を聴くときにはドとかレとかいう音の名前をいつも心の中でつぶやいている。音名を意識していないと手掛かりがなくて逆に不安に感じてしまう。
ところがヨーヨーマ先生の演奏ではよく音名がわからないことがあった、特に最も感動したアパラチアワルツのときに。だから、これまでずうっとやってきた心の中で音名を唱える作業をやめた、やめざるをえなかった。
そしたら、すごく楽になって、音がよく聴こえるようになってきた。バイオリンを弾くときにもなるべく音名を意識しないようにすると、音が響いているかいないかということが以前よりもわかるようになった。そして音の最も響く位置を探すことによって、左手をあるべき場所に近づけることができるのではないかと感じている。このあたりがもしかして褒められた原因かもしれない。
読書についてはまた後日。

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