陶芸教室の選び方について
(14)陶芸教室選びついて
昨日(2006.1.30)の日経に熟年の方で陶芸をやりたい人が増えていると言う事で、陶芸教室選びついての注意事項が書かれていました。
私の方から、2−3アドバイスを書かせていただきます。 これらは、他の趣味にも共通する内容も多いので参考になると思います。
教室のタイプ:教室には
●作家の先生が作家活動をしながら教室で教えているタイプ
●教室で教えることを専業としているところ
●趣味の陶芸仲間のサークル(公共の施設で)
があります。
陶芸の技術を基礎からじっくりやると言う点では教室の専業が良いですが、作家の先生の場合には、先生の個展があったり、また別の楽しみがあります。
どこの教室も見学や体験レッスンができますので、いくつかの教室を回って決めるのが良いと思います。 私の周りでは、複数の教室で習った事がある人が多いです。
陶芸教室では生徒さんの作品展をやることも多いので、そこで生徒の作品を見るのも、陶芸教室選びの参考になります。
地域の公的な集会所などで趣味のグループの教室などもあります。
こちらは費用が安く済みますが、なかなかどこでやっているのか見つけることが難しいです。区報などをまめに見て探すとか、実際に公共の施設に足を運ぶと、新しくメンバーを募集しているサークルのチラシが置いてある場合があります。このあたりをまめにチェックするのが良いかと思います。また、このような場所では年に1−2回、そこで活動しているサークルの作品を集めた展覧会を行っている場合が多いので、それを見に行くのも良いと思います。
サークル活動で商売ではないので、そのグループになじめないと、居づらい事になります。
また公共の場所なので、他の趣味の方たちと場所を共有しているので、作品を置いておくなどの自由が利かない点など面倒なところも多いです。
釉がけ:日経の記事では釉がけが必須となっていましたが、技術のマスターと言う点では必須ですが、作家の先生が使用している釉薬を掛けさせていただける場合には、作品の仕上がりは格段と良い物になります。
教室によっては、土、釉薬、焼成方法(酸化、還元)による仕上がりサンプルを置いてある所もあります。非常に参考になります。
振り替え:急な用事が出来て行けなくなることがあった時に、別の日に振り替えが出来ると助かります。お勤めの場合には重要な条件となると思います。
私の場合には陶芸から始めて、水墨画へとはまってしまっていますが、とにかく奥の深く楽しい趣味なので、一人でも多くの人が始めてくれればと思っています。
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