プログラマー30歳定年説
(2)プログラマー30歳定年説
私が20代でソフトウエア開発をしている頃、プログラマーは30歳で定年だと言った話がありました。ソフト開発はかなり時間的にきつい仕事が多く体力勝負といった雰囲気がありました。
今になってみると私の周りには、定年になった後でも現役でプログラム開発を続けている人とか、45歳まで、ソフトの営業をやっていた人が、プログラム開発を覚えて、Accessですが数多くの業務システムを請け負って開発している人などがいます。
私自身も30−40代はほとんど管理職の仕事をしていましたが、50歳を過ぎてから独立してプログラム開発に復帰していますが、開発環境の向上により、以前より効率は格段とあがっています。
例えば、Apache,MySQL,PHPとホームページのビルダーソフトを使えばデータベース連動型のWebシステムは容易に開発できます。
ソフトウエア開発には経験がかなり重要な要素であり、マネージメントにしても、中身がわからずに、ただ工程管理だけをやっていても、いつまでたっても、安定したシステムを開発できない場合が多々あります。芸術家に80過ぎた現役がいるように、プログラマでも80過ぎた現役がいてもおかしくないと思います。
私のやきものの先生は自分の師匠に言われた事が40年以上たってから、「あれはそう言うことだったのか」と分かった事があったそうです。ソフトウエア開発もそんな奥深い職人の世界であって欲しいと思っています。
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