(31)神話の里 高千穂峡と湯布院・長崎・美肌の湯 嬉野 3日間のツアーに参加 2007.3.20
阪急交通社のトラピックス(trapics)の九州旅行のパックツアー「神話の里 高千穂峡と湯布院・長崎・美肌の湯 嬉野 3日間」に行ってきました。
親戚7名で参加させていただきました。 私は九州は初めてだったので、どこも新鮮な印象で、温泉に夜は宴会と言うことで、楽しい旅行が出来ました。
ツアーの予定では、福岡空港へ行って、高千穂峡散策から入って、2日目が嬉野温泉に宿泊して、佐賀空港から帰ってくるというはずだったのですが、飛行機が取れなかったらしく、逆のルートで行きました。2泊三日でとにかく色んなところを見て回ると言う事で、バスに乗っている時間が長く、すごい強行日程のツアーでした。
ツアーの日程
@羽田空港=>佐賀空港=>長崎観光(平和公園、食事)=>伊万里焼会館=>嬉野温泉
A柳川の舟下り=>湯布院=>別府温泉
B阿蘇・草千里=>高千穂峡=>福岡空港=>羽田空港
(1)羽田空港=>佐賀空港=>長崎観光(平和公園、食事)=>伊万里焼会館=>嬉野温泉
羽田空港の新しい第二ターミナルビルへ行くのは初めてでしたが、ゲートが一番端で、たどり着くまでに15分くらいかかりました。最近は国内線も結構うるさくなっていて、封を開けた飲み物は検査装置に掛けられていました。
現地へ着いて先ず最初にびっくりしたのが、添乗員さんが中国人だったことです。日本の大学に留学している若い大学院生さんで、海外へのツアーの添乗員などもやっているようです。日本語の敬語がかなり上手に話すのでびっくりしました。若い人が一生懸命やっている姿を見ると、こちらも元気になります。
長崎は、私はグラバー邸に行きたかったのですが、平和公園へ行って、近くのおみやげ物屋さんのレストランで長崎皿ウドンを食べました。
長崎市内のオランダ坂や出島の史跡などをバスの車窓から眺めで、めがね橋へ。近くの鼈甲細工のお店に寄って、妻はネックレスを買っていました。 観光ツアーはどうしても御土産物屋さん多くなります。バスで嬉野温泉まで行って、入船荘へ宿泊。 嬉野温泉は日本三大美肌の湯と呼ばれるらしく、お湯がぬるぬるした感じで、確かに肌がつるつるになった気じがしました。
食事をして、お酒を飲もうと思っていたら、仕事のトラブルの電話が入ってしまい、持って来たパソコンで急遽開発。皆さんの顰蹙を買いながら、結局夜中まで仕事をしてしまいました。
平和公園の 平和祈念像 |
出島の史跡 |
めがね橋 |
伊万里 やきもの |
(2)柳川の舟下り=>湯布院=>別府温泉
昨日のトラブルの続きの開発を観光バスの中でやりながら何とか終了し。携帯電話でバスの中から通信して無事修正ソフトを送信して終了。ようやく観光モードへ戻りました。
嬉野陶彩館で焼き物を見てから、柳川の舟下りへ。船頭さんの話ですと、両岸の家が新しい形の建築が許されてしまい、昔の面影がだんだんと無くなって来てしまっているそうです。
伝統をきちっと守り続けていくと言う事が、その土地にとっての一番の財産になると思うのですが、まことに残念な事です。 それでも、昔の風情のあるところを通って、1時間ほど舟に揺られて、昼食の柳川御花のところで下船。
テニスで有名な柳川高校のテニスコートの横を通りましたが、若者の練習の声が聞こえてきました。柳川御花 では、うなぎのセイロ蒸し をいただきました。こちらには、松濤園と言う日本庭園がすばらしい建物と、西洋館と言う洋館の建物、さらに資料館があります。
そちらの見学料が昼食の費用に含まれていたようで、一通り見学。 昔のお姫様が使っていた、雛人形や籠などが展示されていました。ところで、「どじょうの柳川」の料理名にもなっている、柳川のどじょうはもう、柳川では取れないそうです。
バスで湯布院まで行って、手前の菓子工房「五衛門」に寄ってから、湯布院を散策。 金鱗湖を一周したら、200円で入れる銭湯がありました。
おみやげ物屋さんを眺めてから、コロッケコンクールで金賞を取ったと言うコロッケを食べました。コロッケはちょっとベショベショした感じで金賞と言うほどには美味しくなく思いましたが、好みの問題かと思います。
バスで別府へ行って、湯の花小屋と地獄めぐり。湯の花小屋では温泉の蒸気からミョウバンを採取しています。 別府には地獄巡りと言って、いくつかの色の異なった、温泉の噴出している、地獄と呼ぶところがあります。私は海地獄を見物しました。さすがに日本一の湯量を誇ると言う別府の温泉の噴出し方はすさまじい物でした。
夜は別府の亀の井ホテルに宿泊しました。そこの食堂に、こちらの創業者の油屋熊八さんの事が書いてありました。 熊八さんは明治時代にアメリカに渡った人で、「山は富士、海は瀬戸内、湯は別府」と言う看板を富士山麓に立てたり、日本初のバスガイド、
温泉マークなどすごいアイデアの豊富な方だったようです。 更に詳しくはあっと九州の 九州ものしり情報や
亀の井ホテルのホームページ
へ。夜はバイキングで皆好きな物を沢山食べてから、ホテル内のカラオケボックスへ。 最初の曲は、この旅の最初の訪問地である長崎にちなんで「長崎は今日も雨だった」から。カラオケマシンが歌い終わると点数を出すのですが、これが何と、本日一番の94点が出てしまいました。
柳川舟下り |
柳川舟下り |
御花 松濤園 |
御花 洋館 |
御花 資料館 |
御花 資料館 |
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湯布院 由布岳 |
湯布院 金鱗湖 |
湯布院 銭湯 |
湯布院 金賞コロッケ |
別府 湯の花小屋 |
別府 海地獄 |
(3)阿蘇・草千里=>高千穂峡=>福岡空港=>羽田空港 最終日はもっとも強硬なバス旅行でした。
帰りの飛行機が福岡空港からなのに、南の阿蘇山や高千穂峡へ行くと言うことで、朝の8時から半分以上がバスに乗っていると言う状況でした。
阿蘇に向かう途中では野焼きをやっていました。阿蘇山の噴火で吹き飛んで真っ平らになってしまったと言う 草千里の食堂で、食事をしてから、高千穂峡へ、高千穂峡の川沿いに歩きました。
高千穂峡は思っていた以上の、なかなかの景観でした。東国原知事が”スピリチュアル”とか言って、PRしていますが、確かに神話に出てきそうな景色でした。
帰りのバス停の所で、東国原知事で有名になった宮崎地鶏の焼き鳥を売っていました。
美味しそうな匂いにつられて、ついつい買ってしまいました。脂がのっていて”旨いもん”でした。
今回のツアーは本来のコースと逆回りだったのですが、私の場合には最後が、高千穂峡でその景観に感動したので、逆でよかったなと言う感じです。
最後に福岡空港までのバスの長いドライブですが、日曜日のおかげか、車が空いていて、飛行場へは十分にゆとりを持って、たどり着き、お土産を買って、食事ができました。79歳の義母も最後まで元気について来れて、親戚一同楽しい旅行が出来ました。
阿蘇 野焼き |
阿蘇 中岳 |
阿蘇 草千里 |
高千穂峡 |
高千穂峡 |
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