(37)夢のイタリア8日間のツアー(阪急交通社のトラピックス(trapics)パックツアー)に参加 2007.12.20
阪急交通社のトラピックス(trapics)パックツアー「往復日本航空直行便利用 夢のイタリア8日間」に行ってきました。
ミラノ、ベネチア、フィレンツェ、ナポリ、カプリ島、ポンペイ、ローマ、を一週間で回ると言う強行日程でした。
イタリアはローマしか行ったことがなかったので、どこも新鮮な印象で楽しい旅行が出来ました。
ツアーの日程
@成田空港=>ミラノ
Aミラノ観光
Bベネチア
Cフィレンツェ
Dナポリ、カプリ島、ポンペイ
Eローマ
Fティボリ、ローマ=>成田空港
(1)成田空港=>ミラノ 12月12日
成田発のJL−417便(13:45)でミラノへ出発。ミラノには同じ12日の夜に到着。
宿泊先のホテルはガレス・ミラノ。ホテル前の通りはクリスマスのイルミネーションで飾られていました。
成田での出発直前に仕事のトラブルの電話が入ったので、ホテルに着いてから早速パソコンをつないで仕事に。
インターネットがつながらなかったので、AOLで電話回線を使用しましたが、ブツブツと切れてしまい、翌日の電話代を見たら3万円弱かかってしまいました。
それでも無事に対処出来、それからはトラブルが入らなかったので翌日からは安心して旅行ができました。
ミラノの通り |
ホテル ガレス・ミラノ |
(2)ミラノ観光 12月13日
バスで市内観光。イタリア3大歌劇場の一つのスカラ座、その向かいのミラノ市庁舎、その横から入った、
ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガレリア(巨大なドーム式の商店街)を抜けて、1877年に完成したドゥオモ(その町で一番大きな大聖堂(カテドラル)のことをドゥオモと言うそうです)へ。
初日であり、その建築美のすごさに驚嘆。ガレリアの中にはマクドナルドがありましたが、景観を乱さないように黒いマークでした。
次はいよいよ今回の旅行の目玉の一つ、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の修道院の食堂にあるあの有名な世界遺産、
レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」です。
これは団体旅行で、しっかり予約してあったので、スムーズに見学できました。
壁一面の思ったより大きな絵でした。修復が済んでかなり鮮明になったとの話でしたが、それでもかなり痛みがひどい感じでした。
私はダヴィンチ・コードの影響が強く、キリストの隣のヨハネが本当に女性のようで、やっぱりマグダラのマリアなのかな?とか、
ペトロのナイフの持ち方が奇妙なポーズなのが非常に気になりました。ダヴィンチの謎と言うか、思いと言うか何かがありそうに思わせる絵画です。
その後は、1466年に完成したスフォルツァ城へ。昼食にはミラノ名物のミラノ風カツレツを食べました。
バスでヴェネチアの隣町のパドヴァへ。ここではホリデイ・インに宿泊。
スカラ座 |
ミラノ市庁舎 |
ガレリア |
ガレリア |
ドゥオモ |
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会 |
スフォルツァ城 |
ミラノ風カツレツ |
ホリデイ・イン パドヴァ |
|
(3)ヴェネチア
朝バスでボート乗り場へ、ここからボートに乗って、サンマルコ広場近くの船着き場へ。
ゴンドラに乗って運河をクルーズ。この後、サンマルコ寺院を見学。その後、鐘楼に上り、ヴェネチアを上から一望。
ヴェネチアはヴェネチアングラスが有名ですが、ヴェネチアングラス屋さんでは作成のデモをやっていました。
また、こちらでは名物のイカスミパスタを食べました。
ヴェネチア見物の後は明日のフィレンツェ観光のために移動。カレンツァーノのアート ホテル ミロへ宿泊。
騎馬像 |
ゴンドラ 船着場 |
ゴンドラ |
溜息橋 |
サンマルコ寺院 |
鐘楼 |
時計塔 |
鐘楼から |
ガラス細工 |
ヴェネチアグラス |
ヴェネチアグラス |
イカスミパスタ |
(4)フィレンツェ
朝バスで、フィレンツェの市内を一望できる丘の上にあるミケランジェロ広場へ。
バスで丘を下りてから歩きで、サンタ・クローツェ教会の横を通って、近くの先ずは皮製品を売っているギフトショップへ。
この教会はミケランジェロやガリレオ・ガリレイなどが埋葬されているとのことで有名らしいですが、
見ずに革製品のお店へ行くところがパックツアーのパックツアーたるところです。
妻はこの罠にはまり、しっかりバッグを購入していました。
ウフィッツィ美術館へ入って、名画を鑑賞。
ウフィッツィ美術館は撮影禁止ですが、美術館の中から外を写せるところがあり、ヴェッキオ橋などの撮影が出来ます。
ここには名画が多数収納されています。普通は丸一日はかかるところを、超有名な絵だけをさっと1時間ほどで見てしまいます。
それにしても、ダヴィンチの受胎告知など日本には1枚だけ展示して大きな展覧会を実施できるほどの絵画が沢山あってびっくりしました。
ゴシックの間で聖母子像、
ボッティチェッリのヴィーナスの誕生、春、
レオナルド・ダ・ヴィンチの受胎告知、東方三博士の礼拝、
ミケランジェロの聖家族と幼い洗礼者聖ヨハネ、
ラファエロの教皇レオ10世と枢機卿のジュリオ・デ・メディチとルイジ・デ・ロッシ、
ティツィアーノ:ウルビーノのヴィーナス
カラヴァッジョのメドゥーサなどを駆け足で見学。
美術館の裏のシニョーリア広場には ダビデ像、ヘラクレス像、メドゥーサの首を持つペルセウス、ネプチューンの噴水などがあります。
ここからカルツァイウォーリ通りを歩いてドゥオーモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ教会)へ。
クーポラの内部にはフレスコ画の「最後の審判」が描かれていました。
上に上る事も出来ますが、あまり時間が無かったので止めておきました。
向かいにある洗礼堂の金の扉のレリーフが有名なようで、人が大勢いました。
カルツァイウォーリ通りから通りを入って共和国広場(Piazza della Repubblica)へさらにそれから少し行くと、この一帯はフェラガモ、グッチなどのブランド街です。
行った人の話では、ここのフェラガモは本店でサルヴァトーレ・フェラガモ博物館が上の階にあるそうです。
共和国広場にはメリーゴーランドもあり、にぎわっていました。
サンタ・マリア・ノヴェッラ駅まで歩いて、ここからユーロスターで宿泊先のナポリまで。
宿泊先はホリデーインへ。夕食にはイタリアのビール「ナストロアズーロ」を。
ミケランジェロ広場 |
ミケランジェロ広場 |
サンタ・クローツェ教会 |
ウフィッツィ美術館 |
ウフィッツィ美術館 |
シニョーリア広場 |
ダビデ像、ヘラクレス像 |
メドゥーサの首を持つペルセウス |
ネプチューンの噴水 |
ドゥオーモ |
ドゥオーモ |
ドゥオーモ天井画 |
ドゥオーモ キリストの誕生 |
洗礼堂 |
共和国広場 |
フェラガモ本店 |
サンタ・マリア・ノヴェッラ駅 |
ユーロスター車窓 |
ナストロアズーロ |
ナポリ ホリデーイン |
(5)ナポリ・カプリ島、ポンペイ
朝バスで、ナポリのホテルを出発してから、サンタルチアで写真をとってからベベレッロ港へ。
ここからボートでカプリ島へ。
カプリ島は今回の目玉の一つである「青の洞窟」見学は天候の影響で入れず、かわりにリフトでソラーロ山の展望台まで。
白い家並みが美しい景色でした。
ボートで戻ってからポンペイへ。
ポンペイはベスヴィオ山の噴火で埋もれた町が発見された後、今でも発掘が続いているそうです。
神殿、広場、共同浴場、クリーニング屋、パン屋、カフェ、市場、売春宿などの昔の町の跡を見学。
昔のままの姿がありありとわかります。
また、人が灰に埋もれてできた空間に石膏を流しこんで、当時の人の姿を復元したものが展示されていました。
見学の後は、カメオのショップへ。こちらでは職人がカメオ彫刻のデモを行っていました。
宿泊はローマの郊外のホテル シェラトン・ゴルフ・パルコ・デ・メディチへ。
サンタルチア |
船上から |
ミカプリ島港 |
カプリ島 展望台 |
ポンペイ |
ポンペイ 神殿 |
ポンペイ パン屋 |
ポンペイ 浴場 |
ポンペイ 通り |
ポンペイ 犬のモザイク |
石膏の人 |
カメオの細工 |
カメオ |
カメオ |
シェラトン・ゴルフ・パルコ・デ・メディチ |
(6)ローマ観光
朝バスで、ローマの市街へ。
ヴァチカン博物館へ。タペストリーの間、地図の間、などの作品を見てからいよいよ、
今回の目玉の一つ、システィーナ礼拝堂のミケランジェロの「最後の審判」を見学。
礼拝堂の中では声をあげての説明ができないので、観る前にガイドさんから写真を元に詳しい説明を受けました。
ミケランジェロが一人で描いたと言う巨大な壁画は本当に驚嘆する素晴らしさでした。
その後は、サンピエトロ大聖堂へ、入ってすぐのところにあの有名なミケランジェロのピエタがありました。
彼が作成した作品で唯一サインしたと言うだけあって、流れるような柔らかい彫刻のラインが素晴らしいものです。
その後は定番の、古代の円形競技場コロッセオ、フォロ・ロマーノ、トレヴィの泉、スペイン広場のスペイン階段を見学。
ここではガイドさんお勧めのトレヴィの泉の横のジェラート屋さんでジェラートを食べました。
時間があったので、地球の歩き方に書いてあった、ヨーロッパ中の芸術家が愛したカフェAntico Caffe Greco (アンティコ・カフェ・グレコ)でカプチーノをいただきました。
街角で売っていた焼き栗を買いましたが、おやじさんがカタコトの日本語ができるのにはびっくりしました。
夕食はカンツォーネを聞きながら、ワインを飲みながらのディナーでした。
お酒に音楽、これはどの国でも楽しくて最高です。
ヴァチカン博物館入口 |
ヴァチカン博物館 彫刻 |
ヴァチカン博物館 彫刻 |
ヴァチカン博物館 彫刻 |
ポンペイ 天井画 |
サンピエトロ広場 |
ミケランジェロのピエタ |
コロッセオ |
フォロ・ロマーノ |
フォロ・ロマーノ |
トレヴィの泉 |
ジェラート |
スペイン階段 |
アンティコ・カフェ・グレコ |
焼き栗 |
(7)チボリ、ローマ観光
バスでローマから30キロほどのチボリへ。ここの、エステ家の別荘ヴィラ・デステを見学。
ここの庭園には卵型の噴水、音楽の噴水、百の噴水、ロメッタの噴水、チベッタの噴水、ドラゴンの噴水、大噴水などの沢山の噴水があります。
噴水のミストの影響か非常に空気は良く、気分が爽快になりました。
午後は、ローマにもどって、昨日見残した場所を見学。
映画「ローマの休日」に出てくるサンタ・マリア・イン・コスメディン教会の「真実の口」。
ナボーナ広場にはクリスマス用の出店が沢山ありました。
古代ローマ時代の建築物であるパンテオンへ。こちらにはラファエロのお墓がありました。
次にはローマ市庁舎があるカンピドーリオ広場へ、ここからフォロ・ロマーノが一望できます。
今回はオプションツアーに申し込んで見学しましたが、
ローマの中心部はせいぜい1−2キロ四方程度の広さなので、自分で歩いて回った方が良かったと後悔しました。
ヴィラ・デステ |
ヴィラ・デステからローマを望む |
卵型の噴水 |
音楽の噴水 |
百の噴水 |
ロメッタの噴水 |
チベッタの噴水 |
ドラゴンの噴水 |
大噴水 |
真実の口 |
ナボーナ広場 |
パンテオン |
ラファエロの墓 |
パンテオン内部 |
ローマ市庁舎 |
カンピドーリオ広場からフォロ・ロマーノ |
|